■ほくろ治療には以下の4つの種類があります。 |
2. 炭酸ガス(CO2)レーザー治療 レーザーメスと呼ばれる炭酸ガスレーザーを使ってほくろを除去する方法です。一般的に、直径3〜5o以下で盛り上がりのないほくろに適しています。手術用顕微鏡で見ながらレーザー照射しますので、周囲の正常な皮膚を傷めずにほくろのみを取り去ることができます。縫合や抜糸の必要はありませんが、えぐれた皮膚の修復に数ヶ月かかります。熱による物理的な破壊で除去するため、病理検査はできません。術前の正確な診断が重要になります。欠点として一度のレーザー照射ですべての母斑細胞を除去できない場合があることです。レーザー治療後に深い部位のほくろ細胞が残り、数ヵ月後にまた黒い色が出てくること(再発)があります。この場合は1カ月以降に再照射の必要があります。レーザー照射後、数日してかさぶたができます。一週間ほどでかさぶたが自然にはがれ、赤く陥凹したクレーター状の傷になっています。上皮化がおこり、1カ月後には傷が盛り上がり、炎症性色素沈着がおこりシミの状態になっています。3か月から6か月すると色素沈着のシミの状態が治まって、肌色ないし白色の最終的な局面となります。 しかし、周囲の皮膚の色調とは全く同じにならず萎縮した皮膚面となります。この段階でのへこんだ傷跡は永続します。アフターケアとして、乾燥したかさぶたができるまでは消毒し清潔に保ち、軟膏処置をします。かさぶたがガーゼの役目をはたしますので自然に脱落するのを待ちます。治療後2〜3週間ぐらい、軟膏を塗り小さなガーゼを付けたテープを貼って傷を保護するようにします。これは傷を湿潤させた環境に置くことで創傷治癒が良くなるからです。逆に傷を開放にして乾燥させますとカサブタができ、へこんだ傷跡になりやすいのです。その後は傷をそっとしておいて刺激をなるべく与えないケアをして下さい。鼻すじのほくろのレーザー治療
頬のほくろでは、直径3o以上で盛り上がっていてもレーザー照射が有効です。
鼻唇溝のほくろのレーザー治療例
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